「かちまい」記者の逆取材シリーズ。今回、逆取材させていただいたのは、政経部・経済担当の本田龍之介さん(25)です。「十勝のことを知るほど、好きだという気持ちが増えています」と話す、兵庫県出身の若手記者です!
― 出身は兵庫県とのことですが、北海道での就職に不安はありませんでしたか?
兵庫県から長く離れた経験がなく、知らない土地でまっさらな気持ちで生活してみたいと思っていました。文章を書いたり編集する仕事を探して就職活動をしていた時に、就職サイトで十勝毎日新聞社を見て「ここだ!」と思って決めました。
―入社3年目、記者の仕事はいかがですか?
日々の仕事でやりたいと思っていたことができています。1年目から大きな記事を任せてもらえる会社はなかなかないと思うのでありがたいです。
― 印象に残っている取材はありますか?
最近、閉店する老舗のお店を立て続けに取材しました。一つのお店が歴史の幕を閉じるという、重みのある取材でした。地元の人間ではない自分が書いてよいのか、思いを受け止められているのか、的外れなことを書いていないか、書き終えて紙面になるまでの一連の流れがとても心に残っています。
― 十勝の暮らしはいかがですか?
十勝はそこそこ都会で、車で10分ほどのところに自然もある、絶妙なバランスの土地だと思います。「北の屋台」もすごく魅力的。まったく知り合いではない人同士が仲良くなる、不思議な空間ですね。ただ、灯油生活はなかなか慣れません。最初の冬は定期配送にしておらず、頼み忘れて週末を灯油なしで過ごしたことがあります(笑)そういえば、水道管を凍らせたこともありましたね。